やる気のきっかけ(スイミング編)

私の提案で子どもはスイミングに通っている。
プールで遊ぶこと自体は本人も好きなので、
スイミングを習おうという提案自体は快諾してくれた。

ただ、スイミングにいく時間が近づいたときに遊びの真っ最中だったりすると
「今日はスイミングに行きたくない!」となることがある。
「泳げるようになると楽しいよ」とか説得をして、通い続けられており、
本人もレッスンの時間は、ニコニコで楽しそうにしているので、
基本的に問題はないのだが、やる気が伴わない点が気になっていた。

ある日、スイミングスクールの紹介動画が、スクールの待合室で流れているのを目にした。
〇級はクロール/△級は背泳ぎのような紹介がされていたのだが、子どもは少し年上のお兄さんがクロールで泳いでいる映像を見て「あの泳ぎはなんだ!?何級なの!?」と興味津々だった。

それから、スイミングの行き帰りや自宅でクロールの腕の練習をするようになった(まだ毛伸びもできないのに笑)。幼児レッスン用レーンの隣で、クロールで泳いでいる人がいることを教えると、また興味ありげにそのクロールを見ていた。

子ども自身は「泳げる姿の1つの完成形」を知らなかったのかもしれないと気づかれた。
私は「泳げるようになると楽しいよ」の声掛けにイメージが連動していたが、子ども自身はそうでなかったのかもしれない(泳げるようになるということの具体的なイメージが持てていない)。

子どもも、目指すものが有るとると無いとではいとでは、やる気もレッスンの質も変わってくるはずだ。スイミングは私からの提案で始めたが、子ども自身が自分の意志で継続しているのだと思える状態に少しずつ持っていきたい。

私自身の経験からも、子どもの体力づくり/人格形成といった点でスポーツは重要だと思っている。子どもがスポーツによく取り組むようになるためには、やる気や目標を持てた方がよいが、幼児をそのモチベーションが高い状態に持っていくことは難しい(私はあまりできていなかった)と思う。今回は、子供(幼児)のモチベーションを引き出すには、親のお膳立てがやはり重要だということに改めて気が付けた。さらに言えば、子どものやる気が上がれば「今日はスイミングに行きたくない!」というひと悶着も減ることも期待しているが、あまり期待しすぎは良くないか笑

水泳以外にも興味の幅を広げるため、私がスポーツする姿を見せる/スポーツ観戦に連れて行くといった機会を作らなくてはと思う。欲張りは良くないと言いつつつつ、試行回数を重ねることも重要なので、体力を活かしてがんばろうと思う。

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